内容简介
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世界が注目する偉大な写真家の傑作を網羅する初の作品集
家族、砂丘、オブジェ、風景など200点以上を精選した決定版!!
植田ワールドの全体像がいま明らかに!!
◎初期作品、家族や少女の演出写真、シリーズ〈童暦〉、
〈小さい伝記〉、〈風景の光景〉、〈音のない記憶〉など、
主要な作品群から200点以上を精選
◎雑誌・単行本等の初出資料をもとに作品を選定し、年代順に配列
◎単行本未収録作品も多数掲載
◎大判でじっくり写真を楽しめる造本
◎巻末には、監修者による精緻な解説と年譜を収める
◎栞エッセイ=池澤夏樹、鷲田清一
愛の人生を正面から写している。
植田正治の写真は正実だ。
──荒木経惟
ありそうでなかった全作品を網羅する写真集!
山陰の風土に根ざしながら、国際的な評価も高い植田正治の
写真家としての軌跡がありありと浮かび上がってくる。
あらためて、その凄みと魅力を味わい尽くしてほしい。
──飯沢耕太郎(写真評論家)
好きな人と一緒にいるときに胸に満ちる、
あの安心と静けさとじんわりした嬉しさが、
植田正治の写真にはある。
──畠山直哉
存命中に発表された初出をベースに構成されたこの写真集は、
植田ワールドがどのように日本の戦後写真史に刻まれたかを等身大に伝えるものである。
既発表でありながら、見知らぬ写真がたくさん収められた本書では、
新しい植田正治が発見できるだろう。
──金子隆一(写真史家)
作者简介
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植田正治(うえだ・しょうじ)
1913年、鳥取県西伯郡境町(現・境港市)に生まれる。中学時代に写真に興味を持ち、カメラを入手。32年、写真を本格的に学ぶために上京し写真学校に通う。帰郷後、写真館を開業するかたわら『アサヒカメラ』『写真サロン』等の月例コンテストで入選を重ね、モダンな造形表現で注目される。一貫して故郷の山陰地方で撮影を続け、特に鳥取砂丘を舞台に家族らをモデルにした演出写真は、独自の世界を生み出している。おもなシリーズに「童暦」「小さい伝記」「音のない記憶」「風景の光景」「白い風」「砂丘モード」などがある。また、その写真の独特な諧調は「植田調」と呼ばれ、国際的にも高い評価を得ている。1989年、日本写真協会功労賞受賞。1993年、東京にて大規模な個展を開催。1995年、植田正治写真美術館開館。1996年、フランスから芸術文化勲章を受章。2000年没。2013年には、生誕100年を記念して植田正治写真美術館、東京ステーションギャラリー、東京都写真美術館などで大規模な展覧会が開催された。